具、あれこれ

2021 / 11 / 12  14:00

20211112「白とろろ」

20211112

本日は白とろろをたっぷりと。具は梅干しと紫蘇。

キッチンから道を挟んで二軒隣、昆布専門店八島昆布店があります。店頭のショウケースには毎朝削られるとろろ昆布が並びます。

白とろろはふわふわと柔らかく、まろやかな味わい。今日の白とろろが少し黒っぽいのは、削りはじめの昆布表面の色。

黒とろろは口に入れた瞬間酸味を、その後旨味が広がります。

削りたては格別だと、ここに越してから知りました。

昆布をまぶした富山のローカルおむすび、

県外からのお客さまはその見た目に驚かれることが多いです。

まあ一度、お試しください。

2021 / 10 / 30  07:35

20211028「よごし」

20211028「よごし」

ダイコンの葉やナスなど、野菜をゆでて細かく切り、味噌で味つけしたもの。富山のケの食卓。

地域や家庭、季節ごとの調理方法があります。

砂糖、味噌、ゴマ、ごま油やみりん、とうがらしを入れたり、炒ったり、おんなじ名前で多様な味わい。

あつあつご飯にのせれば、

味噌と野菜の香りがたち食欲をそそります。

今日はおむすびの具に。

白とろろをまぶして仕上げました。

2021 / 10 / 08  20:30

20211008 「鮭の親子漬」

20211008 「鮭の親子漬」

鮭、いくら、糀を熟成させた珍味。

何もなくても飯が進む季節ですが、

ほんの少しだけこちらをのせておむすびにしました。

海苔、

飯、

そして熟成鮭。

あたたかさと共に、ふくよかな風味が口内に広がります。

大人好みのおむすびとなりました。

……

おむすひの具は“ローカル旨いもの”をコンセプトに

キッチンの主人が都度セレクトしています。

本日の鮭の親子漬は小島屋(富山駅前の老舗海産物店)製造です。

2021 / 09 / 08  14:00

20210908「塩むすび」

20210908「塩むすび」

まずは塩のみ、アツアツをむすぶ。

このおむすび、水の如し。

2021 / 08 / 29  18:00

20210829「飯炊土鍋」

20210829「飯炊土鍋」

土鍋で炊いた飯が好みである。

ゆっくりと沸騰、

その後は蓄熱により鍋全体の高熱が持続することで

米の内側まで水分が浸み、

粒の形そのままに

デンプンがすっかり糊化する。

飯の粒が立っていて、甘い理由である。

他の炊飯方法に比べると、時間が経過しても甘みが強い。

おそらく糊化したデンプン量が多いから、と思っているが、炊き立てばかりを食すわけではないおむすびには丁度良い。

土鍋の中でも愛してやまない、

彦根、一志郎窯「飯炊土鍋」。

考え抜かれたフォルム(おそらく米の対流と吹きこぼれ)と釉薬(炊飯後直ぐ使える)は、

美味しさと機能に、美しさも備える。

どっしりと、今日もキッチンの真ん中に。

1 2 3