具、あれこれ
2021 / 08 / 29 18:00
20210829「飯炊土鍋」
土鍋で炊いた飯が好みである。
ゆっくりと沸騰、
その後は蓄熱により鍋全体の高熱が持続することで
米の内側まで水分が浸み、
粒の形そのままに
デンプンがすっかり糊化する。
飯の粒が立っていて、甘い理由である。
他の炊飯方法に比べると、時間が経過しても甘みが強い。
おそらく糊化したデンプン量が多いから、と思っているが、炊き立てばかりを食すわけではないおむすびには丁度良い。
土鍋の中でも愛してやまない、
彦根、一志郎窯「飯炊土鍋」。
考え抜かれたフォルム(おそらく米の対流と吹きこぼれ)と釉薬(炊飯後直ぐ使える)は、
美味しさと機能に、美しさも備える。
どっしりと、今日もキッチンの真ん中に。
2021 / 08 / 13 14:01
20210812 本日のおむすひ
- 塩昆布
- 白干梅干
- 鱈子煮
- 伽羅蕗
- 茗荷酢漬け 青しそ
- お漬物 紫蘇の実漬 水茄子浅漬け
さいごに茶漬、 いなだ
橙色の白干梅干(しらほしうめぼし)
完熟した梅を塩漬けした後天日干し、
再度梅酢に漬けて熟成。
いま出来立て、
ほやほやの梅干です。
果肉の瑞々しさが爽やかです。
立秋を迎えました。
途端に大雨、大荒れです。
皆さまどうぞ安全に、ご自愛くださいませ。
2021 / 08 / 05 10:00
20210805 夏だけの愉しみ「いなだ」
夏に揚がる脂の少ない鰤を半身にし、天日干しした塩干物。北陸の夏だけの愉しみ。
薄く切ってそのまま味わえば、嚙むごとに旨味と塩味がジワリと広がります。
シンプルに、塩むすびといただく。
うまいなぁ。
私はとても食いしん坊なので、
これを食べることができる夏は、どんなに暑くても、汗をかこうとも、やっぱりすごく好きなのです。